①奈良で国文祭・障文祭が開催中
9月2日から奈良県で第32回国民文化祭(国文祭)と第17回全国障害者芸術・文化祭(障文祭)が一体として開催されています。開会式には皇太子ご夫妻が出席され、皇太子さまが「さまざまな文化・芸術活動に共に参加することを通じて、障害のある方とない方の交流が深まることを期待しています」と挨拶をしました。そして皇太子ご夫妻は翌3日の午後には車いすダンスを視察されました。
このニュースに触れて、私は大分国際車いすマラソンの詩を思い出しました。
詩は文化であり、車いすマラソンはパラリンピックの正式種目になっているほどの障害者スポーツでもありますので、その詩を紹介させていただきます。まずは大分国際マラソンの概略説明からです。
②大分国際車いすマラソン
大分国際車いすマラソンは、国際障害者年の1981(昭和56)年より毎年10月下旬頃に大分県大分市で開催されている車いすだけのマラソン大会です。今年2017年で37回目となります。
レースは競技用車いすでフルマラソンとハーフマラソンが行なわれます。コースは概ね平坦ですが、弁天大橋の登りの傾斜は厳しいです。
毎年、世界および日本全国から約300人の選手が参加し、延べ2000人を超えるボランティアが大会運営をサポートしています。
③大分国際車いすマラソンの詩『君は鳥になった』
下記の詩は、以前に私がボランティアとして大分国際車いすマラソンのレースのコース明示担当をした時に作ったものです。