① 神社仏閣だけでない奈良
奈良といえば東大寺に代表される神社仏閣への参拝・観光が一般に人気ですが、家族や友人などと楽しい一日を過ごす「おでかけ」にはモノづくり体験もお勧めです。奈良で簡単に出来て、製作中も、その後も楽しめ、日本の文化に触れられるモノづくりを紹介いたします。
なお、私が以下の経験をできたのは、モノづくりに詳しい人達の企画運営のおかげです。
②柿の葉寿司つくり
奈良県五條市の「柿の葉ずしヤマト 五條本店」で、柿の葉寿司つくりを体験できます。店の人(私達が行ったときは社長さんでした)が、柿の葉寿司の歴史や柿の葉の調達実態などを話してくれました。
その後、四角く小さな押し寿司の形になったシャリ、サバとサケの薄い切り身、柿の葉でもって寿司を作ります。材料が事前に準備されているので、比較的簡単に柿の葉寿司が作れます。葉のどの位置にシャリを置くかが上手に作るポイントでした。
また、できた柿の葉寿司を箱詰めするときは、寿司を包んでいる葉の葉脈の方向を一方向に揃えると教えられ、今まで何度も柿の葉寿司を食べていながら、そのように寿司が箱に入っていることを知らなかったなと思いました。
柿の葉寿司つくり体験の後は、併設のレストラン「夢宗庵」でリーズナブルかつ豪華なランチを食べました。手作りの寿司は家へのお土産です。
*柿の葉ずしヤマトのURL: http://kakinoha.com/stores/gojo/
柿の葉寿司つくり体験費用(6個):800円/人
③藍染
奈良県大和郡山市の文化総合施設「やまと郡山城ホール」の東隣にある「ふれ藍工房 綿元(わたげん)」で藍染をしました。
初めに藍染について説明があり、その後、白のストール生地を藍でグラデーション染めします。
まず、ストール生地の端を指でつまんで、カーテンのように折りたたみます。
次に藍甕というのでしょうか、藍液が満たされた容器の中に、徐々に、生地を少しずつ浸して行きます。
長い時間藍の容器に浸かっていた部分は藍色が濃くなり、手で持っている上の方、短い時間しか藍に浸かっていないところは薄くなるというものです。
みなさん、とても上手に藍色のグラデーション染めが出来ていました。
*綿元のURL: http://www.yk-kankou.jp/spotDetail91.html
藍染体験の費用:2,000円/人(ストール生地代含む)